【初心者向け】最初に選ぶべきはどれ?おすすめのオーバードライブ10選
エレキギター用エフェクターの定番といえば「オーバードライブ」です。
歪んだサウンドを出すことができるエフェクターで、ロックやメタルなどのジャンルでよく使われます。
オーバードライブには様々な種類がありますが、初心者の方にはどのようなオーバードライブを選べばいいのでしょうか?
本記事では、初心者の方でも使いやすいおすすめのオーバードライブを10個ご紹介します。
選ぶ際のポイントや、それぞれの特徴についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
オーバードライブとは
オーバードライブは、エレキギターの音を歪ませるエフェクターです。
エレキギターの音をアンプで歪ませるには、ボリュームを上げたりゲインチャンネルを使う必要がありますが、エフェクターを使うことで簡単に歪んだ音を出すことができます。
オーバードライブは、ロックやメタルなどのジャンルでよく使われますが、ブルースやジャズなどのジャンルでも、オーバードライブは効果的に使われます。
何を基準に選ぶ?
オーバードライブを選ぶ際には、以下のポイントに注目しましょう。
- 歪みの量 :オーバードライブの機種それぞれで歪みの量が異なります。クリーンな音に近い歪みから、激しい歪みまで、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
- 音色 :オーバードライブには、様々な音色があります。ブリティッシュロック系の音色やアメリカンロック系の音色など、自分の好きな音色を選ぶことができます。
- 価格 :数千円のものから数万円のものまで様々な価格のものがありますので、ご自身の予算に合わせて選ぶことができます。
以上のポイントを踏まえて初心者が最初に選ぶべきオーバードライブは、使いやすさと価格のバランスが良いものがおすすめです。
理由として、初心者はエフェクターの操作に慣れていないため、何をどうすれば良いか分からな場合が多いと思います。複雑な設定や操作が必要なオーバードライブよりも、シンプルで使いやすい方がおすすめです。
また、価格も初心者には負担にならないような価格がよいでしょう。最初は2万円くらいまでのものがおすすめです。
おすすめのオーバードライブ10選
ここから、おすすめのオーバードライブ10選を紹介したいと思います。
紹介するのは以下の10個です。
- BOSS OD-3 Over Drive
- BOSS BD-2 Blues Driver
- Ibanez TS808 Tube Screamer
- Fender Hammertone Overdrive
- ELECTRO-HARMONIX OD GLOVE
- ELECTRO-HARMONIX SOUL FOOD
- One Control STRAWBERRY RED OVERDRIVE
- TC ELECTRONIC MojoMojo Overdrive
- TC ELECTRONIC ZEUS DRIVE
- effects bakery あんバターコッペドライブ
では一つずつ紹介していきます。
BOSS OD-3 Over Drive
BOSSのOD-3は、1997年に発売されたオーバードライブのエフェクターで、BOSSの代表的なエフェクターの1つです。
ブリティッシュロック系の音色に定評のあるオーバードライブで、太くて重厚な歪みが得られます。
幅広いジャンルの音楽に対応でき、ロックやメタルなどのジャンルはもちろん、ブルースやジャズなどのジャンルでも効果的に使うことができます。
初心者の方でも使いやすいおすすめのオーバードライブです。
BOSS BD-2 Blues Driver
BD-2は、1995年に発売された定番のオーバードライブです。
クリーンな音に近い歪みから適度な歪みまで幅広く対応できる万能ペダルです。ブリティッシュロック系の音色によく似ており、クランチサウンドやリードサウンドに最適です。
音はOD-3と似ていますが、こちらが少し硬めのジャキっとした印象になります。
Ibanez TS808 Tube Screamer
TS808は、1979年に発売されたオーバードライブペダルです。TS系と呼ばれるエフェクターの元祖がこちらになります。
Tube Screamerは、アンプやエフェクターの音を太くしたりマイルドにさせるブースターとして使用されることが多いですが、オーバードライブ単体として使用することも可能です。
明るく華やかな歪みが得られるペダルで、アメリカンロック系のギタリストに人気があります。クラシックなTS系サウンドが得られるオーバードライブペダルをお探しの方におすすめです。
ELECTRO-HARMONIX OD GLOVE
こちらのエフェクターはオーバードライブとディストーションどちらにも使えるエフェクターで、クリアでリッチなサウンドが特長です。
きらびやかなクリーン・ブーストから分厚いクランチサウンド、スイートなオーバードライブから真空管を歪ませたようなハイゲインなディストーションまで幅広いサウンドに対応しており、操作性もシンプルで価格的にも初心者におすすめできます。
ELECTRO-HARMONIX SOUL FOOD
SOUL FOODは2004年に発売されたペダルですが、そのサウンドと使いやすさで多くのギタリストから人気を集めています。
SOUL FOODは、Klon Centaur(ケンタウロス)をモデリングしたペダルです。
ケンタウロスは1990年代に発売されたオーバードライブペダルで非常に人気のあるエフェクターですが、中古でしか入手できず、しかも非常に高価であるため簡単には入手できません。
そのケンタウロスのサウンドをより手頃な価格で実現したペダルということで、ケンタウロスに近い音を使ってみたい方におすすめです。
One Control STRAWBERRY RED OVERDRIVE
One Controlは日本のメーカーで、いくつかのオーバードライブエフェクターを開発していますが、このSTRAWBERRY RED OVERDRIVEはアンプの歪みに近い音を出せるオーバードライブになります。
歪みの調整の他に3つのノブがり、より幅広い歪みや音色の調整が可能です。
ミニサイズの筐体であるため扱いやすい一方、ACアダプターなど外付けの電源が必要になります。
TC ELECTRONIC MojoMojo Overdrive
Mr.Bigのギタリストであるポール・ギルバート氏が使用していることで知られるオーバードライブエフェクターです。
アンプの歪みのようなナチュラルな歪みを得られる点が特徴で、4つのコントロールノブでさらに多彩な音を作ることが可能です。
価格もお手頃なので初心者にもおすすめです。ポール・ギルバート氏監修のモデルも発売されています。
TC ELECTRONIC ZEUS DRIVE
TC ELECTRONIC ZEUS DRIVEは先に紹介したSOUL FOODと同じく、ケンタウロスをモデリングしているオーバードライブです。
温かみのある歪みを生み出すことで知られるゲルマニウムダイオードを使用し、デュアルコンセントリックDRIVEノブ、FATスイッチ、トゥルーバイパス/バッファードバイパスの切り替えなどの機能により、多彩な歪みや音色を出すことが可能です。
effects bakery あんバターコッペドライブ
effects bakeryはとても安価ながら品質の良いエフェクターを作成しているブランドです。
effects bakeryではオーバードライブペダルは2種類ありますが、トランスペアレント系オーバードライブに属するものがこちらのあんバターコッペドライブです。
コントロールノブも3つでシンプルですし、十分な歪みを得られるので、値段的にも初心者におすすめできるエフェクターです。
まとめ:自分なりの基準でまずは1つ手に入れましょう
エフェクターの中でもオーバードライブは非常に多くの種類が発売されています。
初めてオーバードライブペダルを買うとなると、たくさんありすぎて何を買ったら良いのか悩むのではないでしょうか。
最初は「多くの方が使っている」という理由で買うのも良いかと思いますし、もし好みの歪みや音色があるのであればそちらを基準に選択すると良いでしょう。
紹介したものは比較的予算が少ない方でも入手できるものを選びましたので、購入の参考になればと思います。