【ギター初心者向け】アコギを始めるために必要なもの12選

「これからアコギを始めたい!」と思ったときに、どんなものが必要か分からない人も多いのではないでしょうか?

アコギ本体はもちろんですが、他にも演奏や練習を行うために必要なアイテムがたくさんあります。

本記事ではアコギを始めるために最低限必要なものを12個厳選してご紹介していきます。

なるべく初期費用を抑えて始められるようにコスパの良いアイテムを選びましたので、これからアコギを始めたい人はぜひ参考にしてください。

アコギ初心者が最低限必要なもの

アコギを始めるにあたり、最低限必要なものは以下の4つです。

  1. アコギ本体
  2. ピック
  3. チューナー
  4. アコギ用弦

以下で解説していきます。

アコースティックギター本体

まずはアコギ本体を手に入れましょう。

たくさん種類があり、値段も高いものから安いものまで幅広く、何を選べばよいか分からないという方も多いと思います。

初心者の方は限られた予算の中で一式を選ぶ場合が多いと思いますが、予算の半分以上はアコギ本体に費やしていただければ良いと思います。

何を選ぶかの基準はありませんので、好きな形や色、好きなミュージシャンと同じタイプを選ぶなどで結構ですが、アンプに繋いで音が出せる「エレアコ」を購入すると、ライブなどでも使用できるのでおすすめです。

ただ、ギターの弾きやすさは個人個人違ったりしますし、実際弾けなくても、持ちやすさや本体の重い軽い、ネックの握りやすさなどは確認できると思いますので、できれば最初は楽器店に直接行って触ってもらうのが良いと思います。

おすすめのアコースティックギター本体

ピック

アコギを弾く際に指だけで弾くという場合もありますが、初心者の方は指でもピックでも両方弾けるようになった方がいいので入手してください。

形は主に「おにぎり型」「ティアドロップ型」に分けられます。「おにぎり型」は文字通りおにぎりのような形をした三角形のピックです。

「ティアドロップ型」は水の一滴のような、先の尖った形をしています。形以外に材質や厚さも様々あり、それぞれ弾き心地も違えばギターの音も変わってきます。

「おにぎり型」 は主にコードをジャカジャカ弾くような曲、 「ティアドロップ型」 はギターソロなどの曲に向いていると思いますが、これも個人差があって一概にどちらが良いという訳でもありません。

また、「サムピック」という親指に着けて指弾きとピック弾きが両方できるようなピックもありますので、こちらも1つ持っていると便利だと思います。

1枚100~200円くらいなので、色々な形や材質、厚さのピックを買ってみて、自分に合うものを探すと良いでしょう。

おすすめのピック

まず初めはピックの厚さが0.7~0.8mmのおにぎり型のものが弾き易いと思います。

アコギ用弦

アコギの弦は金属ですので、弾いているうちに手の汗や皮脂などで錆びてきて音や弾き心地が悪くなるため、新しい弦に交換する必要があります。

弦のセットもそれぞれの弦の太さによって色々な種類がありますが、「ライトゲージ」と呼ばれる1弦~6弦の太さが「0.12~0.54」のものが一般的です。

エレキギターの弦を使用できない訳ではありませんが、アコギで使用するには細いので、アコギ専用の弦を購入しましょう。

少し値段が上がりますがコーティングされている弦もあり、こちらは劣化しにくいため弦が長持ちします。

他にも太さの違うセットが多く販売されていますので、色々試してみて自分が弾き易い・フレットを押さえやすい弦を見つけましょう。

おすすめのアコギ用弦

マーティンやダダリオが定番です。エリクサーはコーティング弦が有名です。

チューナー

エレキギターを弾く前には必ず各弦の音高を合わせる作業「チューニング」が必要となります。そのために必要な道具がチューナーです。

チューナーも色々種類があり値段も様々ですが、最初に買う場合は「クリップ型」のチューナーをオススメします。値段も1,000円程度ですし、自宅での練習でもライブ本番前でもどこでもチューニングができて使い勝手が良いです。

最近はスマホのアプリでもチューナーがありますが、やはり専用の機器の方が便利だと思います。

おすすめのチューナー

カラーモニターのチューナーが視認性も高くおすすめです。

アコギを始める上で揃えた方が良いもの

他にもアコギを始める際に揃えた方が良いのが以下の5つです。

  1. ギターケース
  2. ギタースタンド
  3. ギターストラップ
  4. カポタスト
  5. メンテナンスグッズ

以下に解説していきます。

ギターケース

ギターケースは楽器店でアコギを購入した際に恐らく付属すると思うので、まずはそれを使用いただけば大丈夫です。

持ち運ぶことを考えると軽くて丈夫なギターケースを別途購入することをおすすめします。

エレキギターほどではないですがアコギも重量はありますし、アコギ自体が大きいのでどこかにぶつけたりする可能性もありますので、背負うことができてぶつけてもギターに影響がないようなケースを選びましょう。

おすすめのギターケース

ギタースタンド

ギタースタンドはアコギを立て掛けておくために必要な機材になります。

アコギを弾いた後に毎回ギターケースにしまうのも大変ですし、ギターケースのまま壁に立て掛けておくのも不安定なので、用意しておくと便利です。

最初は高いものでなくて大丈夫ですが、注意点としては、ギタースタンドのギターと接する部分(ネックを支える部分とボディを支える土台部分)がゴムの場合、ギターがラッカー塗装だと長時間接することでラッカーが溶けてしまいますので、布などで保護した上で使用しましょう。

おすすめのギタースタンド

ギターストラップ

ギターストラップは立ってギターを弾く際には必須のアイテムです。

材質や長さなど色々な種類が揃っており、デザインも様々ですので、見た目がカッコいいとか可愛いとかで選ぶのも大丈夫です。

本体のネック側にストラップピンがないアコギもありますので、その場合はヘッドの部分に取り付けるための紐などが必要になりますのでご注意ください。

おすすめのギターストラップ

最初からヘッドに取り付けられるような仕様になっていますので、ストラップピンの有無に関わらず使用できます。

カポタスト

カポタストは略して「カポ」と呼ばれるものですが、ギターのネックに挟みこんで開放弦の音程を変更させます。

例えば、ノーマルチューニングで6弦を弾くと「E」の音が鳴りますが、3フレットにカポを挟む(3フレットの全ての弦を押さえている)と「G」の音が鳴るわけです。

主に弾き語りで使用される機器ですので、アコギの場合は使用頻度も高くなると思います。

アコギを始める際に同時に1つ入手しましょう。

おすすめのカポタスト

メンテナンスグッズ

  • 練習後にギターを拭くためのクリーニングクロス
  • 弦を切るためのニッパー
  • ブリッジピンを抜く道具
  • 弦を巻き上げるストリングワインダー
  • 色々なサイズのドライバー

などのメンテナンスグッズは初めに揃えておくと良いでしょう。

ニッパーとワインダー、六角レンチとドライバーが一つになった器具もあります。

おすすめのメンテナンスグッズ

こちらはブリッジピンを抜く道具です。弦交換の際に必要になりますので、最初に揃えておくと良いでしょう。

アコギの練習のために揃えたいもの

メトロノーム

初心者の頃は特にテンポに合わせてギターを弾くことが非常に難しいと思います。

ある程度弾けるようになっても、自分の弾いたギターを録音して聴いてみるとテンポが合っていないことがあります。

テンポに合わせて弾くという練習は非常に地味ですがとても大切ですので、メトロノームに合わせて弾く練習を継続しましょう。

メトロノームはスマホの無料アプリでもありますので、そちらでも問題ありません。

おすすめのメトロノーム

教則本/スコア本

ギターを買ったはいいが最初は何を練習すればよいか分からないかと思います。

今はインターネットで色々調べられますし、YouTubeもあって動画で勉強することも出来るのですが、やはり教則本はギター初心者にとって必要な情報がとても上手くまとまっていますし、本で見られる便利さもありますので、最初は購入して練習することをオススメします。

アコギの場合はコードを弾くことがほとんどだと思いますので、曲のコードが載っている本、コードの押さえ方が載っているものを選びましょう。

スコア本は自分の弾きたい曲が載っている本を選んでもらえばよいのですが、スコア本の内容が絶対正しいということはありません。あくまで参考として使用するくらいで考えておきましょう。

おすすめの教則本

譜面台

教則本やスコア本を見ながらギターを弾くためにあると便利なのが譜面台です。

教則本やスコア本を置いてもふらつかないようなしっかりした造りのものを選ぶと良いでしょう。

おすすめの譜面台

番外:アコースティックギター初心者セットはオススメできる?

楽器店やネットショッピングで初心者セットとしてアコースティックギターや付属品などがセットで安く販売されています。

まとめて手に入るので手っ取り早く始めたい方には良いかもしれませんが、個人的にはあまりオススメしません。

理由として、やはり値段が安いということでそれぞれの品質があまり高くない場合が多いことと、セットの内容についてそれぞれ選ぶことができないため、買ってから気に入らなくなる可能性が高いからです。

であれば、予算は上がるかもしれませんが最初から一つ一つ気に入ったものを選んで買う方が後からの出費もなくなりますし、愛着も湧いて続けていこうというモチベーションにも繋がるのではないでしょうか。

まとめ:アコギを始めるのに必要なものを揃えよう

アコギを始めるために最低限必要なものを12個解説いたしました。

たくさんあるなという印象をお持ちかもしれませんが、ピックや弦といった消耗品以外は一度揃えてしまえばしばらく購入することはありません。

あとはアコギを練習するだけ!という状態ですので、たくさん弾いてアコギライフを楽しみましょう。

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