エレキギターを始めるために最低限必要なもの!安くてオススメな15選

エレキギターを始めるために最低限必要なもの! 安くてオススメな15選

「これからエレキギターを始めたい!」と思ったときに、どんなものが必要か分からない人も多いのではないでしょうか?

エレキギター本体はもちろんですが、他にも演奏や練習を行うために必要なアイテムがたくさんあります。

本記事ではエレキギターを始めるために最低限必要なものを15個厳選してご紹介していきます。

なるべく初期費用を抑えて始められるようにコスパの良いアイテムを選びましたので、これからエレキギターを始めたい人はぜひ参考にしてください。

エレキギター初心者が最低限必要なもの

エレキギターを始める上で必要なものは以下の4つです。

  • エレキギター
  • ピック
  • チューナー
  • エレキギター弦

これから一つずつ解説いたします。

エレキギター

まずはエレキギター本体を手に入れましょう。

たくさん種類があり、値段も高いものから安いものまで幅広く、何を選べばよいか分からないという方も多いと思います。

初心者の方は限られた予算の中で一式を選ぶ場合が多いと思いますが、予算の半分以上はエレキギター本体に費やしていただければ良いと思います。

何を選ぶかの基準はありませんので、好きな形や色、好きなミュージシャンと同じタイプを選ぶなどで結構です。

ただ、ギターの弾きやすさは個人個人違ったりしますし、実際弾けなくても、持ちやすさや本体の重い軽い、ネックの握りやすさなどは確認できると思いますので、できれば最初は楽器店に直接行って触ってもらうのが良いと思います。

各種ギターの種類については、【初心者向け】エレキギターの種類一覧と選び方を解説します!の記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

ピック

ピックはエレキギターの弦を弾く際に必要な道具です。

形は主に「おにぎり型」と「ティアドロップ型」に分けられます。「おにぎり型」は文字通りおにぎりのような形をした三角形のピックです。

「ティアドロップ型」は水の一滴のような、先の尖った形をしています。形以外に材質や厚さも様々あり、それぞれ弾き心地も違えばギターの音も変わってきます。

「おにぎり型」 は主にコードをジャカジャカ弾くような曲、 「ティアドロップ型」 は速弾きギターソロなどの曲に向いていると思いますが、これも個人差があって一概にどちらが良いという訳でもありません。

1枚100~200円くらいなので、色々な形や材質、厚さのピックを買ってみて、自分に合うものを探すと良いでしょう。

おすすめのピック

まず初めはピックの厚さが0.8~1.0mmのものが弾き易いと思います。

チューナー

エレキギターを弾く前には必ず各弦の音高を合わせる作業「チューニング」が必要となります。そのために必要な道具がチューナーです。

チューナーも色々種類があり値段も様々ですが、最初に買う場合は「クリップ型」のチューナーをオススメします。値段も1,000円程度ですし、自宅での練習でもライブ本番前でもどこでもチューニングができて使い勝手が良いです。

最近はスマホのアプリでもチューナーがありますが、やはり専用の機器の方が便利だと思います。

おすすめのチューナー

エレキギター弦

エレキギターの弦は金属ですので、弾いているうちに手の汗や皮脂などで錆びてきて音や弾き心地が悪くなるため、新しい弦に交換する必要があります。

もしくは弾いている最中に切れてしまうこともあります。そのため弦のセットや切れやすい弦(1弦・2弦など)の予備は常に用意しておきましょう。

弦のセットもそれぞれの弦の太さによって色々な種類があります。1弦~6弦の太さが「0.10~0.46」や「0.09~0.42」のセットが一般的です。

少し値段が上がりますがコーティングされている弦もあり、こちらは劣化しにくいため弦が長持ちします。

おすすめのエレキギター弦

アーニーボールやダダリオが定番です。エリクサーはコーティング弦が有名です。

エレキギターを始める上で揃えた方が良いもの

エレキギターを始める上で揃えた方が良いものとしては

  1. シールドケーブル
  2. ギターアンプ
  3. ギタースタンド
  4. ギターストラップ
  5. エフェクター
  6. カポタスト
  7. メンテナンスグッズ

です。

ここから1つずつ詳しく解説していきます。

シールドケーブル

エレキギターとアンプやエフェクター、チューナーなどに接続するためにはシールドケーブル(略して「シールド」)が必要となります。

アンプやチューナーに直接繋ぐ場合は1本あれば良いですが、今後エフェクターなどを使用するようになれば長いシールドが2本、エフェクター同士を接続するパッチケーブル数本が必要になります。

非常に高品質な高いシールドもありますが、まずは「CLASSIC PRO」や「CANARE」のシールドで十分だと思います。

おすすめのシールドケーブル

ギターアンプ

エレキギターの音を出すためにはギターアンプが必要となります。

初心者の方は自宅での練習がメインになりますので、10,000円以下で買える小型の練習用アンプで十分だと思います。できれば外部入力端子(スマホなどの音を聴きながら練習できる)、ヘッドホン端子(大きな音が出せない環境でもヘッドホンで聴いて練習できる)が付いていた方が好ましいです。

現在はヘッドホンアンプという小型の機器でもアンプを通したような音で練習できるので、そういった機器を選ぶのも良いと思います。

初心者向けのギターアンプについては初心者向けギターアンプのおすすめランキング10選!の記事で解説していますので参考になさってください。

おすすめのギターアンプ

ギタースタンド

ギタースタンドはエレキギターを立て掛けておくためのものです。

毎回毎回ギターケースにしまうのも大変ですし、ギターケースのまま壁に立て掛けておくのも不安定なので、用意しておくと便利です。

最初は高いものでなくて大丈夫ですが、注意点としては、ギタースタンドのギターと接する部分(ネックを支える部分とボディを支える土台部分)がゴムの場合、ギターがラッカー塗装だと長時間接することでラッカーが溶けてしまいますので、布などで保護した上で使用しましょう。

おすすめのギタースタンド

ギターストラップ

ギターストラップは立ってギターを弾く際には必須のアイテムです。

材質や長さなど色々な種類が揃っており、デザインも様々ですので、見た目がカッコいいとか可愛いとかで選ぶのも大丈夫です。

何でもいいですという場合は「アーニーボール」のストラップを買っておけば間違いないでしょう。

おすすめのギターストラップ

エフェクター

ギターとアンプの間に接続し、ギターの音色を変える機器のことをエフェクターと言います。

音を歪ませたり、大きなホールで鳴っているような残響を作ったり、弾いてから遅れて重ねて鳴るようにしたり等々、様々な音響効果を生む機器であり、エレキギターを弾く上では必須の機器でもあります。

一つの効果のみ生み出すエフェクターもあれば、たくさんの効果が一つにまとまっているマルチエフェクターというものもあります。

一つずつ、それぞれの効果のエフェクターを買い揃えるのも良いですし、たくさん入っていてお得感の高いマルチエフェクターを買うのも良いですし、予算や用途によって人それぞれ変わってきますが、エレキギターを弾いていればいずれ購入する機器になると思いますので、最初に購入することも検討して良いと思います。

おすすめのエフェクター

カポタスト

カポタストは略して「カポ」と呼ばれるものですが、ギターのネックに挟みこんで開放弦の音程を変更させます。

例えば、ノーマルチューニングで6弦を弾くと「E」の音が鳴りますが、3フレットにカポを挟む(3フレットの全ての弦を押さえている)と「G」の音が鳴るわけです。

主に弾き語りで使用される機器ですが、エレキギターで使用するミュージシャンも多いです。

おすすめのカポタスト

メンテナンスグッズ

  • 練習後にギターを拭くためのクリーニングクロス
  • 弦を切るためのニッパー
  • 弦の高さを調節する六角レンチ
  • 弦を巻き上げるストリングワインダー
  • 色々なサイズのドライバー

などのメンテナンスグッズは初めに揃えておくと良いでしょう。

ニッパーとワインダー、六角レンチとドライバーが一つになった器具もあります。

おすすめのメンテナンスグッズ

ギター練習のために揃えたいもの4選

ギター練習に必要なもの
  1. ヘッドホン
  2. メトロノーム
  3. 教則本/スコア本
  4. 譜面台

エレキギターを練習するために揃えたほうがよいものは上記4つです。

自宅やスタジオなどでギターの練習をする際にあった方が便利なものなのでこちらもぜひチェックしてみてください。

ヘッドホン

ヘッドホンがあれば自宅などで大きな音が出せない場合でもアンプに繋いで練習が出来るため、ギターを練習する上で非常に便利です。

最初は高いモニターヘッドホンでなく家電量販店で手に入るようなものでも十分だと思います。

おすすめのヘッドホン

メトロノーム

初心者の頃は特にテンポに合わせてギターを弾くことが非常に難しいと思います。

ある程度弾けるようになっても、自分の弾いたギターを録音して聴いてみるとテンポが合っていないことがあります。

テンポに合わせて弾くという練習は非常に地味ですがとても大切ですので、メトロノームに合わせて弾く練習を継続しましょう。

メトロノームはスマホの無料アプリでもありますので、そちらでも問題ありません。

おすすめのメトロノーム

教則本/スコア本

ギターを買ったはいいが最初は何を練習すればよいか分からないかと思います。

今はインターネットで色々調べられますし、YouTubeもあって動画で勉強することも出来るのですが、やはり教則本はギター初心者にとって必要な情報がとても上手くまとまっていますし、本で見られる便利さもありますので、最初は購入して練習することをオススメします。

教則本は楽器店にたくさん置いてありますので、色々見て自分に合うもの、求めている情報が載っているものを選びましょう。

スコア本は自分の弾きたい曲が載っている本を選んでもらえばよいのですが、スコア本の内容が絶対正しいということはありません。

書かれている譜面に沿って弾いていると「あれ?何か原曲と違うような?」という場面は意外に多くあります。その場合、大好きでたくさんその曲を聴いている自分の耳が正しいことも多いです。あくまで参考として使用するくらいで考えておきましょう。

教則本についてはエレキギター初心者にオススメする教則本5選!の記事でも解説していますので参考にしてください。

おすすめの教則本

譜面台

教則本やスコア本を見ながらギターを弾くためにあると便利なのが譜面台です。

本を置いてもふらつかない、しっかりした造りのものを選ぶと良いでしょう。

おすすめの譜面台

番外:初心者セットのオススメできる?

楽器店やネットショッピングで初心者セットとしてギターやアンプなどがセットで安く販売されていますが、個人的にはあまりオススメしません。

やはり安いのには理由があって、それぞれの品質があまり高くない場合が多いことと、セットの内容について選択の余地がないため、買ってから気に入らなくなる場合が多いからです。

なので、ちょっと予算は上がるかもしれませんが、最初から一つ一つ選んで買う方が愛着も湧きますし、続けていこうというモチベーションにも繋がるのではないでしょうか。

まとめ:エレキギターを始めるのに必要なものを揃えよう

エレキギターを始めるために最低限必要なものを15個解説いたしました。

たくさんあるなという印象をお持ちかもしれませんが、ピックや弦といった消耗品以外は一度揃えてしまえばしばらく購入することはありません。

エレキギター本体やエフェクターについては別記事でもより詳しく解説しますので、そちらもご確認ください。

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