【ギター初心者向け】バレーコードなしで弾けるおすすめの曲15選
はてブ
送る一般的にギター初心者の方にとって押さえることが難しいと言われているコードが「Fコード」です。
このFコードが「バレーコード」の一種なのですが、最初はとても難しいので出来れば避けて通りたいのではないでしょうか。
そこで、バレーコードを押さえなくても弾ける曲を15曲ピックアップしたいと思います。
最初に弾く曲としてぜひ参考にしてください。
目次
ギターのバレーコードとは
バレーコードとは、「1本の指で複数の弦を押さえて弾くコード」のことを指します。
初心者の方にとっては人差し指だけでフレットを押さえるのは難しく、特にFコードやB♭コードは一番端にある1フレットを押さえなければならないため難易度が増します。
しかし、バレーコードは上記の2種類のフォームを覚えれば、ルートの音（図で言うとFコードならば6弦1フレットの音、B♭コードならば5弦1フレットの音）の位置を変えるだけで別のコードを弾くことが出来るため、将来的には必ず弾けるようになってほしいコードフォームになります。
バレーコードなしで曲を弾くには？
ではバレーコードなしで曲を弾くにはどうするのか？方法は3つです。
- ローコードで弾く
- バレーコードを省略して弾く
- カポタストを使用する
ローコードで弾く
ローコードとは、図のよう開放弦を含んだフォームを指します。
このフォームであれば、バレーコードなしでもコードを弾くことが可能です。
各コードそれぞれフォームが違いますので、一つ一つ覚える必要があります。
バレーコードを省略して弾く
バレーコードを押さえることが難しい場合、図のようにいくつかの音を弾かない、つまり省略して弾くことも可能です。
バレーコードの全ての音を弾いた場合と響きは変わりますが、このように省略して弾く方法もあることで覚えておいて損はありません。
カポタストを使用する
カポタストとは、ギターのネックに挟み込み、フレットを押さえる役割をする道具になります。
図のように1フレットにカポタストを装着すれば、Eコードを押さえるようにFコードを弾くことが可能です。
バレーコードが多く出てくる曲にはカポタストはとても役に立ちます。曲のキーを変える際にもカポタストは効果を発揮します。
今回の解説でもカポタストを使用することでバレーコードなしで弾ける曲が多く出てきますので、ぜひ購入を検討してください。
バレーコードなしで弾ける曲15選
チェリー / スピッツ
スピッツの「チェリー」は初心者向けとしてよく挙げられる曲です。
カポタストなしで5つのコードで弾くことができ、Fコードが出てきますが省略コードで代用すれば簡単に弾くことができるでしょう。
まず最初に取り組みたい曲です。
桜坂 / 福山雅治
こちらの曲はカポタストも不要で、コードも主にローコードで弾ける曲です。
途中、Fコードが出てきますが、先に解説したよくに省略して弾くことが可能です。
Bm7というバレーコードも出てきますが、こちらも図のように省略したり、響きは違いますがDコードで代用することも可能です。
終わらない歌 / THE BLUE HEARTS
ザ・ブルーハーツの「終わらない歌」はとてもノリの良いロック曲です。
2フレットにカポタストをすることで簡単に弾くことが可能ですが、カポタストなしでも十分弾ける曲です。
しっかりとコードを弾いても良いですが、パワーコードだけで弾いても雰囲気が出せるでしょう。
パワーコードについてはエレキギターのパワーコードってなに？弾き方やオススメ曲について解説！という記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。
小さな恋のうた / MONGOL800
初心者向けの曲としてよく知られるMONGOL800の「小さな恋のうた」です。
バンドで弾くにも弾き語りをするにも、難易度が低いためオススメできます。
4フレットにカポタストをすることで、バレーコードが「Bm」だけになりますので、Bmを図のように省略して弾きましょう。
※4フレットにカポタストをしている場合の図です。5弦6フレットの音も省略可能です。
マリーゴールド / あいみょん
あいみょんの「マリーゴールド」も簡単なコードで構成されています。
弾き語りとして覚えるのにもオススメできる曲です。
2フレットにカポタストを使用して、Fを省略コードで代用すればバレーコードなしで弾ける曲となります。
ドライフラワー / 優里
優里のヒット曲である「ドライフラワー」ですが、こちらは少し難しいコードが出てきますが、使用されているコードも多くないので、初心者の方でもチャレンジできる曲だと思います。
カポタストなしで弾ける曲ですが、「Bm」、「Cm」、「B7」を図のように省略形で弾きましょう。
いいんですか / RADWIMPS
RADWINPSの「いいんですか」は、4フレットにカポタストをするとほとんどが「C、D、Em、G」のコードで弾けて、1回だけ「F、A」が出てくるという、意外と覚えやすい曲です。
歌詞が多くメロディーの譜割りも単調ではないので、しっかりリズムを取って弾きましょう。
夏祭り / Whiteberry
whiteberryの「夏祭り」は、元はJITTERIN’JINNのヒット曲ですが、whiteberryのカバーもヒットしました。
1フレットにカポタストをして、完全にローコードで弾ける曲となります。
ソラニン / ASIAN KUNG-FU GENERATION
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ソラニン」も初心者向けの曲として良く挙げられる曲です。
4フレットにカポタストをして、ローコードだけで弾ける曲になります。
ギターボーカルの後藤正文さんも4フレットにカポタストをして弾かれていますね。
車輪の唄 / BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKENの「車輪の唄」は、半音下げチューニングをすることで、5つのローコードで弾ける曲です。
テンポも速くなく、一定のストロークで弾けるので、弾き語りにもぴったりの曲だと思います。
ヒカリへ / miwa
この曲は「C、D、Em、G」というシンプルな4つのコードで構成されているため、初心者の方でも比較的簡単に弾ける曲かと思います。
純恋歌 / 湘南乃風
湘南乃風の「純恋歌」はカポタストも必要なく、コード進行もほとんどが「C、F、G、C」という進行で弾ける曲なので、初心者の方向けの曲と言えます。
I remember you / YUI
YUIの「I remember you」はカポタスト不要でシンプルな6つのコードで弾ける曲です。
動画は正に本人が弾き語っていますので、コードの押さえ方や右手の弾き方なども確認できますから、動画を見ながら練習できるでおすすめします。
Hey Jude / The Beatles
世界的に有名なバンドであるビートルズの名曲「Hey Jude」です。
若い方の中にはビートルズを知らないという方もいるかもしれませんが、テレビなどできっと耳にしていると思います。
3フレットにカポタストをすることで、バレーコードがBmだけで弾くことができます。
Bmは省略フォームで弾きましょう。
Stand By Me / Ben・E・KING
ベン・E・キングという方を知らなくても、「Stand By Me」は知っているのではないでしょうか。
2フレットにカポタストをして、ローコード4つで弾くことができます。
カポタスト無しでも、バレーコードはF#mのみですので、省略フォームを使用することで初心者の方でも弾けると思います。
まとめ：カポタストを使用したりコードの省略形を覚えましょう
バレーコードが苦手という方も、カポタストを使用したりコードの省略形で弾くなどの工夫で弾くことができる曲がたくさんあるということが分かっていただけたかと思います。
バレーコードが弾けないからと諦めず、こういう方法もあるんだと気楽にチャレンジする方が楽しくギターが弾けると思います。
一方で、バレーコードも弾けるように練習しましょう。
バレーコードの押さえ方をマスターするとよりギターの幅が広がっていき、楽しさも増すと思います。