ギターが上手くならない理由と今すぐできる7つの解決策!
ギターを弾いていると、「ギターが上手くならない」と感じる時があると思います。
ギターを始めて間もない初心者の方が多く感じることだと思いますが、何年かギターを弾いている経験のある方でも感じるものです。
ここではギターが上手くならない理由やギターが上達するためにすることについて解説していきます。
目次
「ギターが上手くならない」と感じる時
では、どういった時に「ギターが上手くならない」と感じるのか、いくつかの場面が考えられます。
練習をしても弾きたいフレーズが弾けない時
何か弾きたい曲やフレーズ、リフなどがあり、それを弾けるように頑張って練習しても、全然弾けるようにならない、つまり結果が出ない時に感じることが多いのではないでしょうか。
解決方法も分からず、「上手く弾けない=ギターが楽しくない」と悪循環になってしまいます。
練習のフレーズも上手く弾けない時
ギターの教則本などでは練習のための練習フレーズが載っていますが、そのフレーズすら上手く弾けないという場合です。
教則本であれば初心者向けに弾き方から順番に練習できるように書かれていると思いますが、その通りに練習して上手く弾けないとなるとやはり「上手く弾けない=ギターが楽しくない」となってしまいます。
他人と比較した時
他人と比較する時、特に同じタイミングでギターを始めた友達がいたとして、その友達と比較すると自分の方が上手くなっていない、下手だと感じることがあるのではないでしょうか。
他人と比較する必要は全く無いのですが、ギターに限らず他人と比較して自分の成長が遅いと感じてしまうことがあると思います。
ギターが上手くならない理由とは
では、ギターが上手くならない理由として考えられることは何か。
以下で解説していきます。
練習時間が短い
一番に考えられる理由は「練習時間が短い」という理由だと思います。
何事もそうだと思いますが、ギターも同様に練習量に比例して上達していきます。
上手にならないと思っている方は、まずは「どれくらい練習したか」を振り返ってみましょう。
目安として「毎日1時間以上を半年以上」練習していると成長が分かるのではないでしょうか。
同じフレーズばかり練習している
「練習時間も短くないのに上達しない」という場合は、練習内容に何か問題があると考えます。
そこで考えられるのは「同じフレーズばかり練習していないか」ということです。
ギターは1曲の中にコードにしても、フレーズにしても、奏法にしても、色々なパターンが存在します。
同じフレーズばかり練習していては、1曲を通して弾く時に対応できません。
たくさんのフレーズや奏法を身に着けるように意識しましょう。
練習する目的を決めていない
「とりあえずギターを持って何か弾いてみる」といった練習をしている場合、やはり上達は遅くなると思います。
ギターを練習する理由として、「曲を1曲弾きたい」とか「あの曲のギターソロが弾きたい」といった目的があると思います。
そのために、弾けない部分・上手く弾けない箇所を練習し、一つずつ弾けるようになる。それを積み重ねることが大切になります。
ですので、何かしら目的を決めて練習をするようにしましょう。
基礎練習をしない
早く曲が弾けるようになりたいと焦るばかりに、基礎練習を飛ばしてギターソロなどのテクニカルなことを弾こうと練習するのもオススメしません。
最初に間違った押さえ方、弾き方を身に着けてしまうと変な癖が付いてしまい、後々修正することが難しくなります。
人それぞれ弾き易い押さえ方、弾き方ももちろんありますが、それは基礎的な押さえ方や弾き方を身に着けて理解した上で、自分なりに工夫をして見つけるという順番が大切になります。
初心者の方はまずは基礎練習を積み重ねることから始めましょう。
復習をしない
あるギターのフレーズやテクニックを練習していて、それがある程度弾けるようになったら別のフレーズやテクニックを練習をすると思います。
その際、以前練習したことを出来たからといってそのままにしておくと、せっかく身に付けたのに弾けなくなるということが往々にしてあります。
ですので、身に着けたフレーズやテクニックを復習する時間も作りましょう。
復習を繰り返せば、テクニックがキープ出来る上に更に上達するでしょう。
ギターが上達するためにすること
では、上達するためには何をすればよいか。
以下7つのコツを解説いたします。
毎日弾く
上達しない理由として「練習時間が短い」ことを挙げましたが、そのためにも「毎日弾く」ということが重要です。
休日しか練習できないという方もいると思いますが、出来れば毎日弾くことをおすすめします。
毎日弾くことで、練習時間も増える上に復習する効果も高くなります。
コードを弾く
ギターを練習する際、主にフレーズやテクニックという技術的なことを練習すると思いますが、ギターで曲を弾く場合、大半はコードを弾くことになります。
コードを弾く練習も忘れずに行いましょう。
単にジャカジャカを弾くだけでなく、色んなポジションで弾いてみるとか、アルペジオを弾いてみる、パワーコードを弾いてみるなど、コードだけでもたくさんの練習をすることが可能です。
単音を弾く
練習する場合、一番多いのは単音を弾く練習になると思います。
ただ単音を弾くにしても、フレーズを弾いたりスケールを弾いたり色々なパターンがありますが、まずはゆっくりとしたスピードで、ちゃんと音が鳴るように右手のピッキングと左手のフィンガリングを意識して練習しましょう。
メトロノームに合わせて弾く
メトロノームに合わせることなく練習をすると、いざ曲に合わせて弾いた時にテンポに合わせて弾けず、速くなったり(走る)遅くなったり(モタる)しやすくなります。
メトロノームと合わせて弾くことでリズム感も養われますので、とても大切な練習方法です。
1曲丸ごとコピーする
ギターを練習する目的は1曲丸ごと弾けるようになることだと思います。
初心者の方は曲を弾くにはハードルが高いと感じて、フレーズやコードを練習するかと思いますが、何か1曲弾けるように練習しましょう。
曲を弾き切る達成感で、さらに次の曲も練習しようという意欲も湧いてきます。
曲に合わせて弾く
曲を練習する時に譜面を見ながら練習するかと思いますが、見ながら練習をするだけでは実際に曲を弾く時にテンポが合わずちゃんと弾けません。
曲を聴きながら合わせて弾く練習も行いましょう。
自分の演奏を録音して聴く
自分の演奏を録音したり録画して客観的に聴くことで、自分が思っていた演奏と違う、つまり思ったよりも演奏が下手に聴こえると思います。
テンポやリズムが合っていない、音が途切れている、音が良くないなど、色々反省する点が見つかると思います。
そこが自分の弱点ですので、改善するように練習すれば更に上達するはずです。
以上のポイントについてエレキギター初心者が効率よく上達するための練習方法を7ステップで解説という記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
まとめ:焦らず楽しくしっかり練習しましょう
ギターが上手くならない理由、どうすれば上手くなるのかについてコツを解説いたしました。
練習するからには早く上手くなりたいと思うのが常だと思いますが、すぐに結果が出るものではありません。
焦らずに解説したコツを参考に練習を続けていけば、着実に上達していくと思います。
焦らず楽しくギターを練習していきましょう。