変形ギターの種類やおすすめのタイプについて解説!【初心者向け】

エレキギターのボディの形で思い浮かべるのは、ストラトキャスターやレスポールといったギターの形ではないでしょうか。

変形ギターとは、それらとは一線を画したボディの形をしたギターになります。

ただ様々な形をした変形ギターが存在するため、どのような種類があるか分からないと感じる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、変形ギターの種類や変形ギターのメリット・デメリットなどについて詳しく解説していきます。

これから変形ギターを弾いてみたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。

変形ギターについて

では、変形ギターとは何を指すのか?という変形ギターの定義ですが、明確に決められているわけではありませんので、ここでは

  1. ストラトキャスターをベースにしたボディ・ヘッドのシェイプ
  2. レスポールをベースにしたボディ・ヘッドのシェイプ

それ以外のボディ・ヘッドのシェイプのギターを指すものとして解説したいと思います。

変形ギターの種類

  1. フライングVタイプ
  2. エクスプローラータイプ
  3. SGタイプ
  4. ファイヤーバードタイプ
  5. ジャズマスター・ジャガータイプ
  6. モッキンバードタイプ
  7. ケリータイプ
  8. DEAN MLタイプ
  9. ランダムスタータイプ
  10. ビザールギター

変形ギターの種類としては上記10種類があります。

ここから各変形ギターの特徴について詳しく紹介したいと思います。

フライングVタイプ

イケベ楽器から引用

まずは「フライングV」タイプです。

変形ギターと聞いて思い浮かべる筆頭ではないかと思います。

フライングVはギブソンが1958年に発売したモデルですが、文字通りボディの形がV字になっているギターです。

ギブソンのフライングV以外に、ジャクソンから発売されている「ランディV」や「キングV」もこちらに分類させていただきます。

フライングVについてはフライングVについて音や弾き易さなど特徴やオススメについて解説!という記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

エクスプローラータイプ

イケベ楽器から引用

エクスプローラーはギブソンがフライングVと同じく1958年に発売したモデルです。

ボディエンドが大きく伸びた形が特徴的です。

メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが使用していたことで目にした方も多いのではないでしょうか。

SGタイプ

イケベ楽器から引用

SGはギブソンから元々レスポールモデルとして発売されましたが、1961年からSGとして現在の形で発売されています。

角のように尖った両側のカッタウェイが特徴的です。

SGについては【初心者向け】SGギターの特徴やおすすめのモデルを解説!という記事で詳しく解説をしていますのでぜひご覧ください。

ファイヤーバードタイプ

イケベ楽器から引用

ファイヤーバードはギブソンが1963年に発売したモデルです。

リバース・ボディ(正面から見て右側が上に突き出た形)やリバース・ヘッドが特徴で、ピックアップもミニハムバッカーを搭載しており、中~高音域に寄ったサウンドになります。

ノン・リバースというボディやヘッドが左右対称になったモデルも存在します。

ジャズマスター・ジャガータイプ

イケベ楽器から引用

ジャズマスターは1958年、ジャガーは1962年にフェンダーから発売されました。

オフセットウエストと呼ばれる左右非対称のボディシェイプが特徴です。

ジャズマスターとジャガーはボディシェイプは似ていますが、ネックのスケールやピックアップなど異なる点もいくつかあります。

ジャズマスターについては【初心者向け】ジャズマスターの魅力や音作りについて解説します!という記事で詳しく解説をしていますのでぜひご覧ください。

モッキンバードタイプ

イケベ楽器から引用

モッキンバードは1974年にB.C.リッチから発売されたモデルになります。

日本においては元X.JAPANのhideが使用していたことで有名になったモデルです。

写真のBurny hideモデルはボルトオンネックですが、B.C.リッチのモデルはノーヒールネックスルーボディ構造かつ24フレットあるため、ハイフレットは非常に弾き易いギターとなっています。

ケリータイプ

イケベ楽器から引用

エクスプローラーをベースにジャクソンが作成したモデルです。

エクスプローラーを鋭角にしたようなデザインです。

日本でも有名なギタリストのマーティ・フリードマンがメガデス時代に使用していたことで有名です。

DEAN MLタイプ

サウンドハウスから引用

DEANのMLタイプは元パンテラのダイムバック・ダレルが使用したことで有名になったモデルです。

ボディはフライングVとエクスプローラーをくっつけたような形をしており、ヘッドは二股に分かれた両側3連ペグと、非常に攻撃的なシェイプをしています。

同モデルを日本のメタルバンド「LOVEBITES」のギタリストであるMIYAKO氏も使用しています。

ランダムスタータイプ

イケベ楽器から引用

ESPが発売しているLOUDNESSのギタリストの高崎晃氏のモデルです。

エクスプローラーとフライングVを合わせてコンパクトにしたようなシェイプが特徴です。

BanG Dream!というアニメの登場人物、戸山香澄が使用するモデルとしても発売されています。

ビザールギター

イケベ楽器から引用

ビザールギターとは、「bizzare(異様な・異常な)」という意味からも「変な形のギター」という意味になりますが、どちらかというと変形ギターという意味よりも「1960~70年代の変わった形のギター」を指すことが多いです。

日本では当時TEISCOやGUYATONEといったメーカーから発売されており、現在は中古でなければ入手できませんが、写真のAriaProⅡのように新品で発売されているものもあります。

初心者におすすめの変形ギターは「フライングVタイプ」

初心者の方におすすめする変形ギターとは何か?と問われた場合、「フライングVタイプ」をおすすめします。

弾き易さや音の特徴などを考えれば他に優れたタイプのギターはたくさんあります。

ただ、変形ギターが欲しいという気持ちがある場合、やはり「他の人と違うギターがほしい、目立つギターがほしい」という欲求があると思います。

その点を重視すると、変形ギターの中でもフライングVタイプは非常に目立ちますし、変形ギターの中でも認知度も高いので、注目を浴びやすいです。

以上のことから、初心者の方で変形ギターがほしいと考えている方にはフライングVタイプをおすすめします。

変形ギターのメリット

  1. とにかく目立つ
  2. ハイフレットが弾きやすい
  3. ハードロックやヘビーメタルに向いている

変形ギターのメリットとしては上記3つがあげられます。

変形ギターはストラトキャスターやレスポールなどのギターとは違うメリットがありますので、ここから詳しく解説していきます。

とにかく目立つ

ストラトキャスターやレスポールとは違い、変形ギターは他の人とギターが被ることが少なく、かつギターのその形から持っているだけでとても目立ちます。

ですので、人とは違うギターが欲しいとか、ライブなどで目立ちたいといった希望があれば、変形ギターはその要望を叶えてくれると思います。

ハイフレットが弾きやすい

変形ギターはスルーネックであるものも多く、かつカッタウェイの部分が深い、もしくはカッタウェイが無いギターが多いのでハイフレットが弾き易く、ハードロックやヘビーメタルなどハイフレットを弾く機会が多い曲を弾く場合にメリットが多いと思います。

ハードロックやヘビーメタルに向いている

変形ギターの多くはハムバッカーピックアップを2基搭載し、そのピックアップも高出力でよく歪むタイプが多いです。

ですので、ハードロックやヘビーメタルといった歪ませた音が必要なジャンルにはとても向いていると思います。

実際、変形ギターのアーティストモデルにはハードロックやヘビーメタルのギタリストのものが多いです。

変形ギターのデメリット

  1. 持ち運ぶためのギターケースが少ない
  2. ギタースタンドを選ぶ必要がある
  3. ハードロックやヘビーメタル以外の音楽には合わない場合がある

変形ギターのデメリットとしては上記3つがあげられます。

見た目が個性的な分デメリットもいくつかありますので、ここから1つずつ詳しく解説していきます。

持ち運ぶためのギターケースが少ない

練習スタジオやライブ会場へギターを運ぶ際に、ハードケースでは重くて不便なのでソフトケースに入れることが多いと思いますが、ストラトキャスターやレスポールのようなギターを入れるケースには入らない場合が多く、専用のケースを買う必要があります。

ただし、種類はあまり多くない、もしくは入手困難な場合もあるので、不便を感じることがあるでしょう。

ギタースタンドを選ぶ必要がある

変形ギターはその形状故に、ボディで支えるタイプのギタースタンドを使用することができません。

また、壁に立てかけることも難しいです(例外としてフライングVはストラトキャスターやレスポールよりもしっかりと立ってくれます)。

そのため、ギタースタンドは「HERCULES」のような「吊り下げ式タイプのギタースタンド」を購入する必要があります。

ハードロックやヘビーメタル以外の音楽には合わない場合がある

メリットとして挙げましたが、変形ギターの多くはハムバッカーピックアップを2基搭載し、高出力でよく歪むようなタイプが多いです。

そのため、ハードロックやヘビーメタル以外のポップスやブルース、ジャズといったジャンルには、見た目もサウンドも合わない場合があります。

ただ、アンプやエフェクターや弾き方次第で全然ダメという訳ではありませんし、変形ギターでハードロックやヘビーメタル以外のジャンルにチャレンジするのもカッコいいのではないでしょうか。

変形ギターに関するQ&A

Q:変形ギターはダサい?

変形ギターと検索すると、「変形ギター ダサい」という結果が確認できます。

つまり、変形ギターはダサいと考えている人が多いと考えられます。

ただ、これは好みに左右される面が多いと思います。

筆者は変形ギターはかっこいいと思いますし、実際フライングVタイプのギターを所有しています。

これは変形ギターに限らずですが、周りの目を気にせず自分がかっこいいと思えるギターを購入することをおすすめします。

Q:変形ギターを使用している日本人ギタリストはいる?

X.JAPANのhide氏が使用していたギターが「モッキンバード」タイプのギターです。

独自のボディペイントも相まって彼の代名詞とも言えるギターだと思います。

THE ALFEEの高見沢俊彦氏はESPが製作する通称「エンジェルギター」を使用しています。

専門のビルダーが製作しているとのことですが、変形ギターを超えて芸術品のようなギターとなっています。

https://youtu.be/eea-UJ9_eAQ

先に紹介したランダムスタータイプは、世界的なギタリストであるLOUDNESSの高崎晃氏自身のギターモデルです。

10-FEETのギターボーカルのTAKUMA氏が使用しているのはエクスプローラータイプです。

変形ギターについてまとめ:人とは違うギターを持ちたい方にとてもオススメできます

初心者の方、特に最初に買うギターはストラトキャスターやレスポールなどのメジャーなシェイプのギターがオススメだとは思いますが、せっかくギターを買うのだから人とは違うタイプが欲しい、目立ちたいといった希望があるなら、変形ギターを候補に入れるのはオススメできます。

色々なタイプの変形ギターがありますので、この記事が参考になれば幸いです。

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